寝る時間が圧倒的に多い赤ん坊のためのギフト
出産祝いとしてベビーベッドを贈る方は非常に多いと思いますが、ベビーベッドはその家庭の状況をリサーチした上で選ばないと逆に迷惑なギフトになりかねません。例えば、アパート住まいの夫婦に対してどれだけ高価なベビーベッドでもその大きさがアパートの部屋に入りきらなければ意味がありませんし、育児を行う母親の背の高さにあう程度の大きさじゃないと母親にとっては重労働となります。人間、何事も身の丈にあったモノが一番なので、ベビーベッドをプレゼントするときは大きさや機能といった部分に注意し、育児を行う母親にとっても扱いやすい作りのやつを選びましょう。このページでは、プレゼント用のベビーベッドを選ぶ際に気を付けるべきポイントなどをご紹介します。
赤ちゃんの安全地帯とも言えるベビーベッド
赤ん坊は首が据わるまでは体を自分で起こすどころか頭を持ち上げることすらできません。そのため、背中を地面につけて寝転がる時間が多くなります。ベビーベッドは赤ん坊にとって一番長い時間体を預けることになるので、赤ん坊の体に負担になるような作りになっているベビーベッドは選ばないようにしましょう。具体的には、寝台部の板が堅すぎたり赤ん坊の体のサイズにあっていない(赤ん坊の体がつかえる)ものです。赤ん坊が寝台に体を預けた状態で手を伸ばし、上下左右に手足があたらない程度(15〜20cm)のゆとりがあるとベストです。
ベビーベッドのタイプ
ベビーベッドにはベッドを柵で囲ったようなタイプのものと母親が立ちながら赤ん坊の面倒が見れるタイプのものとに別れています。立ちベッドタイプは床板の高さを母親の背に合わせることもできるので、育児に適しているタイプだと思います。柵型タイプのベビーベッドは床板を外すと赤ん坊をサークル(柵)中に入れて保護できるタイプにもなっているので、どちらがいいかは個人の好みによります。ただ、どちらのタイプもベッドを設置する部屋の大きさに合わなければ無用にスペースをとって居住空間を圧迫するので、くれぐれもサイズ選びには注意してください。
使用する母親のことを考えたベビーベッドを
ベビーベッドは丁度、母親が赤ん坊の顔をのぞき込めるような作りになっているので、赤ん坊をベビーベッドから抱き上げたり持ち上げる際に腰をかがめた状態で手が赤ん坊に届く位置・高さに設定しなくてはいけません。母親が腰をかがめた際に無理な体勢になったり、床板までの高さが母親が手を伸ばしてようやく赤ん坊に手が届くような距離になっているものは「母親に適したサイズ」ではありません。一日の内で何回もベビーベッドに入れたり抱き上げたりする母親にとって、腰の高さやサイズがあっていないベビーベッドは利用しづらくなります。このことを念頭におき、ベビーベッドを選ぶときは部屋のサイズだけでなく使用する母親の体のサイズも考慮しておかなくてはなりません。